2025年2月6日から7日にかけてパシフィコ横浜で開催される第29回「震災対策技術展」に出展します。本展示会は、地震・津波・水害・火山噴火などの自然災害への備えをテーマにした専門展示会であり、防災・減災に関わる最新技術やソリューションが集結します。
当社では、2024年の能登半島地震の経験から地元石川の金沢大学 秋田純一教授、石川工業高等専門学校 高野典礼准教授、株式会社 MORITA MTC と開発を進めてきた可搬式河川浄水プロジェクトの展示を行います。
以下は、展示内容の概要になります。
能登半島地震の声から地元石川県の力を集結。いつでも誰もが安心して水を確保できる河川浄水システム。
河川やプール水も即時に飲用水へ変える「可搬式河川浄水システム」
どこでも設置でき、河川やプールなどの水を迅速に飲用水へと浄化。1分あたり4リットルの浄化性能で、数百人規模の避難所に十分な飲料水を供給。可搬・撤去のため持ち運びや設置が容易で、さらにIoTによる遠隔管理を活用し、水質モニタリングやメンテナンスを効率化。行政や支援スタッフの負担を大幅に軽減し、よりスムーズな避難所運営を実現。
2024年能登半島地震での声
2024年の能登半島地震では、広範囲の断水により多くの避難所が深刻な水不足に直面しました。国から河川等の浄水装置導入の指示が出されたものの、避難所や被災ごとに装置の手配や水の確保体制に差が生じ、十分な対応が行き届かなかったとの声が聞かれました。
地元 石川の大学・高専・企業の力を集結
金沢を拠点とする eau&company では、この声から今後の災害にも備えて地域の力を活かして「避難所間の水のアクセス格差をなくす」ための取り組みを開始。地元石川の金沢大学 秋田純一教授、石川工業高等専門学校 高野典礼准教授、株式会社 MORITA MTC の協力を得て「誰でも簡単に設置・利用できる浄水システム」を開発。
特長
4L/分の浄化性能
• 河川・プールなどの原水を即時に安全な飲用水へ浄化
• 1日あたり数百人規模の飲料水を確保
可搬・コンパクト設計
• 短時間での設置・撤去が可能
• 災害時に迅速な移動・展開を実現
IoTによる遠隔管理で負担を軽減
• 水質・装置状態をリアルタイム監視し、安全性を確保
• 遠隔管理により、行政・現地スタッフの負担を削減
開発協力
金沢大学 秋田純一研究室 / 石川工業高等専門学校 高野典礼研究室 / 株式会社 MORITA MTC
第29回「震災対策技術展」概要
会期: 2025年2月6日(木)〜7日(金)10:00〜17:00
会場: パシフィコ横浜 Dホール
主催: 「震災対策技術展」実行委員会
開催内容: 展示会/シンポジウム・セミナー
入場方法: 来場登録制
入場料金: 無料
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